オーバスティー

 

Q.       私の学生ビザは90日間切れていますが事情があって今すぐ日本に帰国できません。どんな罰則がありますか。

A. 普通滞在の有効期限はI-94に日付が記載されていればこの日が有効期限です。I-94とはパスポートにホッチキスで貼り付けてあるI-94と記載されている紙切れです。I-94D/Sと記載されている場合があるが、これは「Duration of Status」の略です。D/Sと記載している場合は通常ビザの有効期限とこれに猶予期間を加算した日が滞在期限となります。あなたのF-1ビザにはD/SI-94に記載されているはずです。ただし、学生の場合はビザを維持する前提条件がI-20ですのでこの有効期限から計算します。たとえばI-20が切れた場合はその期日から60日の猶予期間を足した期日が滞在期間です。

 ビザが切れた時点でビザが無効となりビザの切り替えができなくなります。ビザの延長や切り替えはビザの有効期限内に手続きをしなくてはなりません。ビザが切れていたらアメリカ内部でビザの切り替えができません。日本の米国大使館か領事館で処理しなくてはなりません。

 1996年にオーバスティーを取り締まる法律が出来ました。Illegal Immigration Reform and Immigrant Responsibility Act of 1996 (IIRIRA).  この法律により「3年10年のルール」という俗語が生まれました。180日以上滞在期限を過ぎ不法滞在したら罰則がありますが、180日以上から1年未満の不法滞在の場合は3年間アメリカに入国禁止となります。そして、1年以上不法滞在したら10年間入国禁止となります。ただし、もし結婚なでど永住権地位への切り替えの申請(adjustment of status)をしている場合はビザが切れていても不法滞在になりません。 また18歳なるまでの期間は不法滞在期間に含まれませんので未成年のホームステーの学生などは罰則を免れる可能性があります。 

 入国禁止になったら、この禁止措置を放棄しえもらわない限り入国できません。仮に後日本で新しいビザを取っても、入国拒否されることになっています。まだ90日ですので直ぐに帰国するか、永住権地位への切り替えの申請するしかないと思います。強制送還にならないよう早く帰国してください。